老化現象止めるための秘策!「野菜を先に食べよ!」ガッテン流(糖尿病食事療法に似ている) |
昨日のNHKテレビの8時からの「ガッテン」みましたか。老化現象止めるための秘策は?そもそも老化とはなんですか。「老化現象は、タンパク質と糖が化合して出来る物質AGE(*1)が、骨や、血管、内臓、皮膚、眼などに、時間をかけて蓄積してできた現象です」 タンパク質と糖が化合して熱など加わり、AGEが出来上がり、年齢が加算するとともに、身体の各所に、骨や血管、内臓、皮膚、眼などに蓄積して、老化現象を起こす仕組みになっているそうです。 そこでこのタンパク質と糖の化合について、人間の身体の中で、実際混ざるところは、胃、腸、血管などですが、食事をする時に、この現象が起こるわけです。つまり糖が如何に身体のなかで、どのように吸収されていくかが、老化の防止に関係してきます。 ここで、糖に関しては、少し関わりがあります。今までの私のブログで、述べてきています。膵臓からインスリンが出てきて糖を吸収しますが、2型糖尿病の人はインスリンが少ないため、血管に糖が多く溜まり、AGEが多く生成されてしまい、糖尿病特有の合併症、血管、眼、腎臓などに障害が発生します。しかし「ガッテン」では次の、秘策を掲げています。 食事療法ですが、「ガッテン」では、次のように説明しています。 「朝、昼、夜、食事の時、常に、食事の初めに、野菜を摂るようにしてください」と 何かこれだけ見ると、糖尿病食事治療に、似ているようですね。 朝はサラダを加えてください。野菜を、何らかの方法で何よりも前に、食べることです」 それから、普通の食事、ご飯、お汁、肉、おかず・・・、順次食べてください。 あなたの口の中に、先に入っている野菜が、胃で、ご飯や、肉や、あぶらもの等などと 掛け合わされており、腸では、糖の吸収がゆっくりと、おこなわれるようになります。 このことは、食後血糖が、抑えられる効果があることが、解っています。 タンパク質、と糖の化合が活発にならないよう、老化現象を進めないようにしています。 かたや、食後血糖が高まったらどうなるのか。血管を傷つけ、心臓欠陥、脳梗塞などへ発展します。そして、タンパク質と結合しAGEが出来て、体中のあちこちで蓄積し、老化現象を早めます。 普通の人は、インスリンが出てきて、糖を処理してくれますが、さにあらず、長い年月の間には、糖はどうしても、体内に多く残り、タンパク質と化合し、AGEの多い体質となり、老化現象が進んでくるのです。しわが出来、背中が曲がり、眼がかすみ、耳がとおくなり・・そんな、老後生活が、あなたに待っているのです。 人により、AGEの蓄積は異なっているそうですが、この「ガッテン」流になぞらえ、このような食事生活を、推し進めれば、老化現象はゆっくりとなり、同世代の人に比べると、若く見られるのは、間違いないことでしょう。 (*1)ブドウ糖と、コラーゲンなどのタンパク質と結合して出来る化合物を、AGE(Advanced Glycation End-products=終末糖化産物)と言います。これは、昨年10月頃のブログで紹介しましたが、東京銀座の牧田クリニックの牧田善二先生の書籍から紹介しています。 |
by makkii-hiro
| 2011-05-19 15:52
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